CB400F・個人的探求の記録

憧れだったCB400Fに乗って15年が過ぎた…が、いつまでたってもエキスパートからはほど遠い、筆者のつれづれを綴る。とにかくノーマルのヨンフォアが好き。外観に影響を及ぼさないアップデートが好き。

HONDA ハイネス CB350

たまには新しいバイクの話を。

ちょっと前、9月の終わりにホンダ・モーターサイクル・アンド・スクーター・インディア(ホンダのインドの子会社)が発表した新型エンジンの搭載の単気筒350cc「ハイネス CB350」。これがなかなか興味深かった。

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何が興味深いのかというと、まずは超ロングストロークである点。
ボア×ストロークが70mm×90.5mmってことで、SR400/500はもちろん、エストレヤ/250TRよりもさらにロングストロークらしい。かなりのロングストロークとして知られる883ccのスポーツスターよりもさらにロング。一体どんな乗り味なのか、とても気になる。

そして価格。インドでの販売価格は日本円にして27万円程度(!)ってことだから、もし日本国内モデルが出たら、最近のバイクの中ではかなり値頃感のある設定になるのでは?と期待してしまう。まあ、人気の新型ハンターカブは125ccで44万円だったりするわけで、過度の期待は禁物か。

ニュースだと国内モデル発売の可能性も高そう、って評が多いが、そうすると350ccって排気量をどうするのかも気になる。250にするのか、400にするのか、さらに上の排気量まで上げるのか。ボアを1.5cm拡げると500ccちょっとになる計算だが……どの程度の余裕があるんだろう。

あと、個人的に気になるのは、エキゾーストパイプが一本出しである点。ホンダのネオクラシック的な単気筒ロードスポーツは、GB250/400/500、CB400SS、それとCL400も、全てエキパイは2本出しになっている。

基本がオフロード系のエンジンの流用だから仕方ないとしても、クラシックを売りにしてるシングルなのに何故かマフラーが2本付いていたり、エキパイが2本でマフラー前で集合してたりで、どうも違和感があった。パワーよりも雰囲気が大事なジャンルなのに、台無しじゃん!ってことで。

その点でヤマハSRとかカワサキ・エストレヤは1本出しがシンプルで潔くて良い。で、ハイネスCB350は、新エンジンなのでしっかり(?)1本出しになっている。個人的にはこの点が一番いいなと思った。格好いいフルエキの交換マフラーに換装したら映えそう。

このルックスだがABS付き、USBチャージャー付き(!)で、Bluetoothでスマホと連動する機能まであるようだ。そんなことは個人的にはどうでもいいが(笑)凄いね。

そう、自分が面倒を見ているバイク(原付き含む)7台が全てポイント点火で、一番新しい年式でも1980年だから、おそらく新車に縁があるとは思えないのだけれど。とても興味深いバイクではある。(自分に関係があるとしたらきっとCB350エクスポートとかCB360G5だろうな…)

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エンジンもフレームも、とてもシンプルで好感が持てる。エンジンはブラックじゃなくてシルバー仕上げも格好よさげだな。スポークホイールにしたらどうなる? ライトルビーレッドとかパラキートイエローのタンクはどうだろう(笑…ないか。)などなど、今後の展開も楽しみ。


このニュースは、カスタムパラノイアのPeKeさんがFBに引用投稿してたのを見て知った。
というかPeKeさん……心配。PeKeさんにうちのフォアを見てもらえなくなったり、新しい部品やアイデアを楽しませて貰えなくなるとつまらない=自分の不利益であるから心配なだけじゃん?などと考えたりしたが、自分は貴方がいないと困るんです、必要なんです!ってことは確かだし、そういう気持ちを表明してもいいか、などと思って書いてみた。心配です。