CB400F・個人的探求の記録

憧れだったCB400Fに乗って17年が過ぎた…が、いつまでたってもエキスパートからはほど遠い、筆者のつれづれを綴る。とにかくノーマルのヨンフォアが好き。外観に影響を及ぼさないアップデートが好き。

CB400F・乗れない病〜タンクコーション



乗れない日が続く。秋がすぎ、冬が訪れる季節だからというわけではなく。仕事が忙しくて家庭生活に支障が出ているうえに、やはり仕事の都合で車を新調せねばならなくなり、秋はそのために余計な時間を使っていた。

乗れないので、整備する気にもならない。いや、乗ってないだけあって特にトラブルも起きないから、ささっと整備するような場所もない。時間がなくて大きな持病には手が付けられないし。しかし、なんだかんだで今年はこんな書き込みばかりになってしまったなー。

そんな中でも、日々ぼーっと眺めることだけはしている(笑) 興味がなくなって見も触りもしていないよ……なんてことはなくて、なんなら毎日一定時間は眺めている気がする。そしてカバーをかけずに保管しているから、すぐに埃が積もってしまうのを、ちょこちょこ磨いて、次に走れる日をしばし夢想している。

そういえば、眺めていて思い出したんだけど。
うちのフォアのタンクについているコーションマークは、おそらく408cc国内版のオリジナルだ。10年以上前に中古良品の赤タンクを買おうとして、このコーション付きのタンクはライン装着品の可能性が高いと気づいて探したのだった。

ホンダから出る現行のコーションはこんなやつ



パーツナンバーは多分「87560-115-050ZA」で、部品名はドライブコーションマーク。で、BRCとかで売ってる398cc仕様はこういうやつ



部品番号は「87560-115-010A」かな? 末尾Aが白で、Bがパラキートイエロー用の黒仕様。で、408ccのオリジナルは



これ…だと思います。398cc版と比べると「■マフラーは熱くなります〜」の一文が入っていない。現行のはさらに「違法改造するな」「昼間にロービーム点けてね」「取説をよく読め」の3文が追加されている。時代と共にオーナーへの要求が増えてるんだな(笑)

整備手帳についての文は、地味に初版「無い場合は」→二版「無き場合は」と、「い」から「き」に変化している。仮名遣いとしては時代に逆行してますね(笑)
現代のようにデジタル、illustratorなんかで作成してると前のデータを元にして手を加えるはずだから、こんなことは起きないだろう。いちいち写植で原版を作り直しているから、微妙な1字の違いが出てしまったのだと思われる。(ひょっとしたらリプロ作成時に間違えた?っていう可能性もあるけど)

ところで、この初版「左3行バージョン」のシンプルなステッカーは部品として出たのか、出なかったのか。ライン装着のみだったのか、それとも枝番000Aで部品として存在したのか?はよく知らない。ちなみに、部品として出たフューエルタンクには、コーションステッカーは貼られていなかったはず。辰巳本掲載のホンダ所有の赤408ccは残念ながら(?)現行と同じステッカーだった。

うちに3つある408cc用の赤タンクのうち2つには、左3行バージョンのコーションステッカーが貼られている。残る1つは箱入りの新品で、ステッカーは貼られていない。今となっては鉄板が分厚いというリプロタンクを使いたい気もするけど、敢えて買う予算もなく、そのままオリジナル(と思われるタンク)を使っている。

しかしヨンフォア用のフューエルタンクも高くなったものだ。2010年頃は5万円くらい(上手くいけば4万円前後)で中古良品を探せたし、箱入りのNOSも7万円くらい〜10万円以下で落札されることが多かったと記憶する。リプロタンクは塗装済みで5万前後だったっけ?

2022年末の現在は……未塗装のリプロタンクが7万円、純正傷あり良品〜再塗装品で10万円以上、箱付きのNOSだと20万前後(!)になっている。バイク自体の相場がめちゃupしているから、部品の相場が上がるのは当然だけど、なかなか大変な状況。手持ちの部品を大事に使いたいものだ。

 



※うろ覚えで書いている部分も多いので、どうか読み流してください。

※そういえば、学生だった1990年頃に乗っていたVT250FEで転倒、タンクを交換したことを思い出した。交換用に模様が若干違っているノンカウルのVT250Z用を注文したら、確か純正新品が4万円くらいだった。「高いよ!」とか文句言ってたけど、当時の純正部品って安かったよな、と今は思います。フォアのタンクも買っておけばよかったな……