CB400F・個人的探求の記録

憧れだったCB400Fに乗って17年が過ぎた…が、いつまでたってもエキスパートからはほど遠い、筆者のつれづれを綴る。とにかくノーマルのヨンフォアが好き。外観に影響を及ぼさないアップデートが好き。

CB400F・バッテリー交換

先日書いたように、バッテリーがお亡くなりになり、走行不能になっているわが家のヨンフォア。混み合っている仕事の合間をみて、新品と交換することにした。

しかし…この時期にバッテリーを新調するのは若干のためらいを感じる。もっとガンガン乗れる季節の直前に交換した方が無駄がないようにも思うが、かといってひと冬バッテリー無しのまま放置 = 乗らずに置きっぱなし、という訳にもいくまい。どんなに寒くても、どんなに忙しくても、たまにエンジンをかけるとか、せめて近所を一回り…くらいはやっておくのが、この時代のバイクを持つものとして最低限の務め(?)というもの。(まあ、思っていてもなかなかできないんだけどね)



で、今回注文したバッテリーがこれ。古河バッテリーの開放型。今までずっと純正指定のGSユアサ一択できたのだが、価格高騰のためにやむを得ずこっちを選ぶことにした。

前回交換した2017年6月の時点では、GSユアサのYB12A-Aの購入価格は税込9000円程度だった。それが2022年10月だと、最安レベルで16000円もする。
もちろん買えなくはないが、けっこう高く感じるよね。で、色々考えて選んだのが古河のFB12A-A、購入価格は送料込みで9300円だった。この選択、吉と出るか凶と出るか??は、数年間使ってみてのお楽しみ。



↑5年でご臨終になったGSユアサのバッテリー。まずマイナス端子をはずし、次にプラス側をはずして……用意しておいた新品と交換。



もちろん、事前に電解液は慎重に入れてある。説明書の指示通り、一旦アッパーレベルまで入れてから20分ほど放置、トントンと空気を抜いて不足分を足し、キャップを閉めた。後々のため、油性ペンで本体に交換日を書いておく。取り付けるときはプラスを先に、マイナスを後に。あ、中央部の黒い物体はマジックテープである。



ETCユニットの落下防止用。こんな具合にバッテリーバンドで共締めしてるけど、万が一バンドが切れた場合に備えたもの。



これは何をやっているのかというと、バッテリーブリーザーホースのクセを取るため、熱湯で煮ているのです。折り曲げられて箱に入れられ、がっつり曲がり癖がついたホースをそのまま使うのは気が引けるので。折れクセはヤカンのお湯をかける程度では効果はなく、グツグツ煮なきゃ駄目。

ちなみに、付属のホースはGSユアサのより古河のが少し長く、ヨンフォアにもそのまま使えるのが嬉しい。ユアサのはCB400Fには微妙に短くて使えないんだよね。(そのためかシオハウスのwebショップには、ちゃんと交換用の長いドレンホースがラインナップされている。)

あふれ出た電解液は嫌な腐食を招くので、ここは面倒がらずにキッチリ処理しておきたい。(ブリーザーホースの取り回しとか、ホースのガイドについては、過去の記事にチマチマ書いたとおり)

……といったあたりでバッテリー交換は終了。換装してすぐには乗れなかったから、いつものようにトリクル充電に繋いでスイッチをONにする。

あースッキリした。
記事にするほどでもない簡単な整備だけど、丁寧にやると案外時間がかかるのであった。さあ、これで乗れるぞ! 冬になる前に走る!!