CB400Fに、CBR400F(1983〜1986)のオイルクーラを純正流用する試みの続き。
現状の完成型はこんな外観になる。
割と自然……ですかね。
性能や価格ではなく「いかにノーマルのヨンフォアの雰囲気を崩さずにオイルクーラーを搭載するか」を優先してやってみた。
1975年のバイクに1983年の部品を付けているわけで、違和感があるといえばあるけど……アゲインさんの「小型」より1段小さいし、上出しだからホースが目立たないしで、割と良い雰囲気になってるんじゃないかな。
オイルクーラーが「俺はここにいるぞ!」って主張を全然してない感じが好ましい(笑)。遠目だとあるのか無いのか判らなそう。
大好きなノーマルのエキパイの邪魔(視覚的な意味での邪魔)をしたくなかった…のも、達成できてるかも。
調べたところ、この形状のオイルクーラーは1970年代半ばから現れたようなので、まあ……時代的にメチャクチャ違っているわけではない。純正部品の雰囲気はとしては、どうしても新しめに感じてしまうけど…ブツブツ…(このあたりは考え出したらキリがない。ロックハートとどっちが目立たないのか、どっちが純正ぽくて自然か、などなど…。)
問題点としては、ステーが下側しかなく、上側は主にホースで留まっているだけ、ってことかな。純正でも「上側の一点で固定しただけ」っていうオイルクーラーは多いんだけど、下側の一点だけってのは見かけないし、何となく強度的に不安を感じる。
まあ、純正仕様だけあって、コアへのオイルチューブの取り付けがメチャクチャ頑丈だ。仮に走行中にステーが壊れても、同時にホースがはずれてオイルをぶちまけるなんて心配は全くなさそう。
あと、ホースとステーの位置関係で、少しお辞儀(前傾)してしまっている。まあ、気にならないといえば気にならないか。能率的には、もう少し立てた方が良いような気もする。
さてさて、次は実走実験について書きます。
ノーマルにしては高めの油温は、取り敢えずでも解消されるのか……?
(つづく)
*書き忘れたことがあったので追記。
このオイルクーラーを装着して、増えたエンジンオイルの量はノーマル状態+500cc弱という感じだろうか。オイルのラインも短いし、コアの段数も少ないからか、思ったよりも増えなかった。