天候のためカムチェーン調整が出来なかったので、別の記事にします。
ノーマルな外観が好きすぎて、オイルクーラーに全く興味が無かった自分ですが、油温計を装着して現状を確認して以来、一度はオイルクーラーを試すべきでは?いや、試してみたい!といった欲求が出てきたわけです。
前回ロックハートの4段を確認してみて撃沈、その後思いついたのが「純正流用」です。ノーマルフェチとしては、現行品を装着するのはとても違和感がある。ならば同時期のホンダ車のコアならひょっとして??と妄想が膨らみ、主にヤフオクで中古パーツを眺めていました。
しかし、やっぱり簡単ではなくて、主にオイルラインの取り回しの問題があり、なかなか適合しそうなものが見あたらない。延々と1970〜80年年代のホンダ車のオイルクーラー(の画像)を漁った中で唯一、ひょっとしていけるかも?と思ったのがこれ↓
見ただけでも判る人には判るんだろうか。CBR400F(1983〜1986)用の純正オイルクーラーです。時代が近いと言えば近いが、同時期じゃないと言えば全く同時期じゃない(笑)…けど、そこは一旦置いておこう。えーと、これ↓
…の、四角いヘッドライトの下に付いてるやつですね。
CBR400F、懐かしいなー。これが中免の教習車でしたよ。教習所が貧乏だったのか、当時としても少し古く、全体的にボロかった印象。ミッションがガタガタで、めっちゃ2速に入りにくい車体があって泣かされたな〜…とか、どうでもいいですね。
…前回の記事で上出しがいいかも、と書いたのだけど、この取り回しなら下でも行けるかも。でも、取りだし口の形状が特殊…というかホンダの純正仕様で、一般的なホースやアタッチメントが装着できないぞ。
そこでさらに妄想したのがこーいうやつ↓を使うのはどうかと。
※CBR共々ネットで拾った画像を加工して使いました。どうかお許しを。
何かというと、ロックハート等のオイルクーラーをCBX400Fに装着するための、オイルラインを取り出すパーツ。本来はCBXのエンジンにこの部品を組み込み、そこに通常のホースを付けるわけだけど、コア側にも使えるのでは?という発想です。
「こーいうやつ」をここに付けて、フツーのパイプを装着する。
うん、なんか行けそうな気がする! 何事も実験、実験!ってことで、少し前にヤフオクでホース付きのコアを買っておきました。相場はたったの数千円だし、完全にダメだったとしても懐のダメージは大きくない。
で、ごく簡単にささっとフィッティングしてみたのが↓
えーと…これ…色んな意味で……悪くないのでは??
番線で仮留め、ホースの取り回しは割と真面目に確認…したところ、いけそうだった。
アゲインのキットに似てるけど、1段少なくてスッキリしてるのと、そこはかとなく純正感(というか正真正銘のホンダ純正だし)が漂っているのが良い。取りだし口のボルトも良い味出してる。
と、ここで時間切れなので、続きは明日書きます。
(つづく)