年度末でバタバタしているうちに、あっという間に一ヶ月以上が過ぎた。フォアは仕事の合間に少しだけ向き合って、写真を残しておいたのだが、ここにupすることができなかった。
去年の今頃は2月末の休校要請に始まったコロナ禍が本格化して、一回目の緊急事態宣言が出されていたんだな。おかげで仕事は全てストップ、暇を持て余してバイクのことばかり考えていた。
感染者数は今年の方がずっと多く、状況としては今の方が危険な気もするが、仕事は途切れず、むしろコロナでストップしていたものが一気に押し寄せた感じで、普段より忙しいくらいだった。
で、仕事に追われていた3月中旬のある日、思い立ってオイルを交換することにした。新しく入れるのはは去年安く買っておいたホンダのULTRA S9。最近モデルチェンジしたんだけど、今回使ったのは写真のように従来のパッケージの方。シンプルで無個性な新しいデザインより、いかにもバイクのオイルです!といったこっちのヴァージョンの方が好きだな。
これまで何度も書いてきたように、うちのヨンフォアにはCBR400F純正流用のオイルクーラーが装着してある。しかし、これも以前書いたように、オイルクーラーがあると(正確には自分好みのオイルラインの取り回しでは)、ホースが邪魔でカムチェーンの調整ができないのだ。
去年の夏以降、何となくカムチェーン音が気になっていたので、そろそろ調整したい。しかし、カムチェーン調整はエンジンが暖まってからするものだから、手順としては
オイルを抜く→オイルクーラーを取り外す→オイルを入れる→その辺を走ってきてエンジンを暖める→カムチェーン調整→オイルを抜く→オイルクーラーを取り付ける→再びオイルを入れる
なんてことになって、とてもめんどくさい!のだ。一度入れたオイルを調整後に抜いて、また入れるってのも気に食わない。なので、オイルクーラーは取り外したままで、次のオイル交換まで再装着しないことにした。それだと
オイルを抜く→オイルクーラーを取り外す→オイルを入れる→その辺を走ってきてエンジンを暖める→カムチェーン調整
と、作業が簡潔になって具合がいい。季節的にも、そこまでオーバーヒートを警戒しなくてもきっと大丈夫だろう。ということで、暖気開始。
少し温めてからドレンボルトをはずし、オイルを抜く。秋のオイル交換後、仕事が一気に忙しくなって乗れなかったので、出てくる廃オイルはまだまだ綺麗に見える。
そしてオイルクーラーAssyをサクっと取り外す。しばし休憩してもらおう。外したついでに各部を目視点検。オイル取り出し口は古いロックハート製だが、特に問題なさそう。
オイルクーラー無しの状態に久しぶりに戻った。やはりスッキリしてて良い。この日はここでタイムアップ。いつものようにシートの裏に交換記録を書いておく。書かないとすぐに忘れてしまうし、ここだと嫌でも目に付くからね。
と、ここまで作業して全て片付けたんだけど、翌日写真を見ていて重大な間違いに気付いた! わかるだろうか……今回upした画像に答えがある。ということで次回に続く。