CB400F・個人的探求の記録

憧れだったCB400Fに乗って17年が過ぎた…が、いつまでたってもエキスパートからはほど遠い、筆者のつれづれを綴る。とにかくノーマルのヨンフォアが好き。外観に影響を及ぼさないアップデートが好き。

CB400F・オイルクーラー装着(CBR400F流用・その1)

少し間が空いてしまった。
仕事や家庭の諸々がが若干忙しかったのと、何より7月に大阪に走って行けなかったことがショックすぎて、テンションが落ちてガックリしていた。

ふと気付くと、春に入れたオイルの交換時期が来ている。油温が高めなので、次の交換は3ヶ月先と決めていたのだ。で、どうせならこの機会に、オイルクーラーの実装実験をしてみようと思い立った。

何度も書いているように、自分はノーマル至上主義者なので、オイルクーラーなんて余計なものを付けたくはないのだ。しかしまあ、出来るだけ油温を下げたい状況なのも確かだし、何事も経験だし!やってみて損はないだろう。

さてさて、純正マフラー車にオイルクーラを取り付ける場合、あの美しくも複雑なラインを描くエキパイを避けて、安全にオイルラインを取り回すのに一工夫が必要だ。

一応CBR400Fのオイルクーラーの純正流用で何とかなりそうってことは、先々月に確認済み。細かい部品も概ね揃えてある。よし、気を取り直してやってみよう。主なパーツはこれ↓

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CBR400F用のコアは、ホースの出入口部分のOリングを交換済み。曲がっていたフィンはドライバーで丁寧に修正してある。前も書いたように、付属のホースの状態が良いので(どう考えても古そうだが)一旦そのまま使ってみよう。

エンジン側に付けるオイルの出入り口は、ロックハートの中古に付いてきたもので、かなり古そう。まあ特に問題は無さそうだから、そのまま使う事にする。フレームに固定する金具は、BRCのパーツを流用した。

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そのまま付けるのも良く無さそうなので、ブッシュになりそうなゴム部品を噛ませる。
コア側に付いているステーはアルミ製で、強度的に万全ではなさそうだが……まずはそのままやってみるってことで。

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作業しやすいように、タンクを下ろそう。
ではコアの取り付けから……と、ここまでは写真に残したのだけど、この後は試行錯誤の連続だったのと、手がオイルまみれになってしまったのもあり、あまり記録を残せなかった。

前回の検証ではコアの上下は「オイルラインが下」だったが、ああでもないこうでもないと苦労した結果、「オイルラインが上」でやってみることにした。理由はBRCの金具を流用する場合、上の方がエキパイを避けやすかったから。

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こんな感じに取り付けた。408cc用のホーンと干渉するかと思ったのは大丈夫だった。写真では見えないが、フレームに固定する金具には古タイヤのチューブを噛ましてある。

ホースに被っているスプリングは、元々このCBR用純正ホースに付いていたパーツで、本来はエンジン側にあったものをコア側に移植した。何となく純正仕様っぽさが強調される気がして良いかと。

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エンジン/オイルフィルターケース側に、オイルの出入り口を装着。ホースはフレームの内側に這わしてみる。外側の方が熱対策という意味では良さそうだよね……でも一旦は見かけ優先で!

そうそう、ここのセンターボルトはM28の大サイズだが、元はといえばフィルターケースのボルト=M12mmを使う部位なので、トルクのかけ過ぎに注意したい……と思いつつ、力が入りすぎた気がするが、多分大丈夫……。

フィルターケースを装着して、オイルを入れれば一応完成。
今日はここまでで時間がなくなった。

(つづく)