先週末に松本まで走った時に「そういえば春にヨシムラの油温計を付けた直後は、電圧計の表示で15V近くまで行ってたのに、最近はもっと低い気がする。信号待ちでも妙に表示が低いけど、ちゃんと発電してるのかな??」というような疑問が頭をよぎった。
ヨシムラ油温計の電源はライトケース内から引いているので、バッテリーの端子電圧よりは低く表示してるはず。じゃあ実際はどうなの?と、久しぶりにテスターで計ってみることにした。
まず、バッテリーを点検。
……って、あら!? 棒グラフ状態だし!
ちょっと目を離すとこれだ。イカンイカン……と、慌てて補充用の純水を入れた。
バッテリーの交換はH29.06とあるので、約3年前になる。GSユアサの純正品だし、概ねトリクル充電しっぱなしだし、賞味期限的にはまだまだ大丈夫だろう。(前回も同じ製品を使って6年近く使えた。)
では、バッテリー端子にテスターを付けて、計測開始。
キーオフだとこの数字。3年目だし、まあこんなもんかなあ。棒グラフ状態で満充電からの液補充なので、あまりアテにならないか?
アイドリングさせてみると……低い! ちゃんと発電できていないのか、イグニッションが消費する分が入るとキーオフより下がってるし! そしてヨシムラ油温計は0.6Vも低く表示している。不穏な幕開け……。
3000rpmまで上げると約14Vになった。よかった、発電はしているようだ。しかしこの回転数だと、サービスマニュアルには15V出ているべきと書かれているので、低めなのは間違いない。ヨシムラの油温計は0.4V低い数字。なるほど、低さは一定ではないのか。
ライトを点灯させてみる。……あれ?ほぼ14Vでてる。思ったよりも下がらない。走っている限りは、夜間でもある程度は充電できてるみたいだ。そしてヨシムラの油温計の配線取り出しはヘッドライト周りにあるからだろうか、大幅に低下してますね。
しかし、ヘッドライトとテールランプが点いてこの程度の低下って……?? ヘッドライトにはシオハウスで購入した、純正レンズに合うH4バルブを装着している。それこそシオハウスさんのブログには、ヘッドライトONで充電電圧が一気に下降する例がいくつも挙げられているが……うーん、どういうことだろう。
発電不良については一点思い当たる節がある。3月だか4月だかにブローバイのチェックをしながら、ああでもないこうでもないと色々やっていた時期のあるとき、60km/h程度で走行中にふと油温計の数字を見ると、12V付近!全く発電していないじゃん!ってことがあった。
ガレージに帰って各部をチェックすると、何と、ACGハーネスとメインハーネスを接続するプラ製の平コネクターが完全に抜けていた。そんなところはいじっていないし、コネクタの破損も無いのに何故??……と思ってつなぎ直して乗ったところ、まあ発電しているようではあった。
いや、「まあ発電している」と思ってたけど、あの空焚き状態のせいで、コイルに何らかの不具合が出ているのだろうか?? そういえばACGハーネスとステーターコイルを繋ぐギボシのビニール皮膜が真っ黒になっていたような……。
あと、そういえば春以降に、だいぶ前に某ショップで買ってあったフォア対応確認済み・国産のレギュレートレクチファイヤを装着した記憶がある。確か油温計を付けた頃は純正のレギュレーターを使ってたはず。これも関係している可能性がある??
うーむ。取り敢えず、まずは両方チェックしてみるしかない。
(つづく)