CB400F・個人的探求の記録

憧れだったCB400Fに乗って17年が過ぎた…が、いつまでたってもエキスパートからはほど遠い、筆者のつれづれを綴る。とにかくノーマルのヨンフォアが好き。外観に影響を及ぼさないアップデートが好き。

CB400F・冬の海へ(油温の記録)

バタバタしたまま12月に突入、なかなかブログが書けない日々が続いていたのだが、先週末、やっと少しだけ走ることができた。

久しぶりに半日程度時間が空いている。ならば、行き先は「上越の浜(そしてニューハルピンでラーメン)」の一択だ。

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暖気しつつ寄った某所で、キャブがオーバーフロー。↑写真を撮りながら気付いた。少し乗らないでいるとすぐこれだ。対処法は簡単、フロート室コンコンとかしなくても、バイクをテキトーに揺すると割とすぐに収まる。

このごくわずかな引っかかりの原因はわかってて、リプロのフロートバルブの精度のせい。この症状は10年以上前に乗り出した時からずっと続いている。純正品が高価なのは重々承知だけど、お漏らし対処もめんどくさいので交換したい……と思いつつ放置している。やらなきゃなあ。

気を取り直して出発だ。
天気予報によると、長野市の最高気温は13℃。途中通過する妙高あたりは、長野市内より5℃は寒いはずだから、上はダウンジャケット、ズボンは二枚重ねにするなど防寒はしっかりやった。

いつもと同じように、長野市北部から黒姫まで下道で、信濃町ICから高速道路に乗る。天気は快晴、基本はおそらく10℃ちょっと。東京の真冬の寒さくらいだろうか。

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妙高SAで小休止。去年の1月にも同じような気温の日に同じコースを走った記憶があるけど、やはり12月の方が寒さはマシだ。それにしても寒いので、高速道路では80〜90km/hで巡行した。

油温は、高速では概ね73℃〜80℃弱。PeKeさんの名作・強化オイルポンプ「極み」+CBR400F流用オイルクーラーの効果はバッチリ。ずっと5速で走っていると80℃を少し超えるくらいになって、6速5000rpmで90km/hをキープすると80℃未満に留まる、みたいな案配だった。

上越に着くと、真っ先に行きつけの「ニューハルピン」さんでラーメンを頂き、暖まる。ここの写真は撮りたくない(撮ることより味わうことに集中したい)ので、いつもの通りナシで。

食後は、これもいつものように、バイクで5分程度のところにある行きつけの砂浜へ。

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波が高めの冬の海。ここで湯を沸かしてハンドミルをゴリゴリやってからコーヒーを淹れて、海をみながらぼーっと小休止。当然のようにサーフィンをしている人が数人いて、なんだかわからないけど感銘を受けた。

完全に行動がパターン化している!が、このコースが気に入っているんだから、何ら問題はない。これでいいのだ。

帰りは下道=国道18号線で長野市を目指す。おそらく気温は8〜10度くらいか? 妙高付近ではこういう景色にも出くわした↓

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渋滞がなかったこともあって、油温上昇は緩やか。85℃〜ほぼ90℃未満だった。以前も書いたが、「極み」とオイルクーラー無しで、カスタムパラノイア製の初代オイルポンプ装着のみだった頃は、春(気温20℃以下)でも110℃を超えていた登り道だ。あまりの違いに、まるで別のバイクに乗っているような気分。

行き:80℃未満、帰り:90℃未満……なんてエンジンに優しい数値だろう。オーバークールというほど低くもなく、程よい数値だよね。ノーマル仕様のエンジンに「極み」+CBR400Fオイルクーラーは、性能的には必要充分でよくマッチしているといって差し支えなさそうだ。

空冷4発エンジンには優しいが、人間には厳しい気温なので(笑)、乗る日を見定めつつ、信州の冬に負けずに走りたいと思います。