3番の圧縮が低くて、バルブのカーボン噛みを疑って、エンジンコンディショナーやフューエル1でクリンナップした話を少し前に書いた。
念入りにやってみたものの、特に変化はなし。3番のみ0.75MPa、他は1〜1.1MPaで変わらず。結果としてオイル管理の悪さから、ピストンリングを傷つけているのでは？（そしてブローバイガスの増加の原因になっているのでは？）との疑いを強めている。
この前、ふと百福さんのブログを読み返していて（面識ないけどファンです。諸々参考にさせて頂いています）、そういえば、ずいぶんタペットクリアランスの調整をやっていないことに気付いた。
特に異音を感じていないのもあって、調整自体を忘れていたのだ。#3だけすごく狂っていて、バルブから圧縮が抜けている可能性もあるのでは？？ やってみて収まったら、全くこれだから素人は！と笑われそう（誰に？）……しかし、タペット調整なんぞで圧縮が正常になれば、こんなに楽なことはない！と、時間を見つけて作業に取りかかった。
前に自分でやったのはいつだろう……ほとんど記憶にない。5〜6年ぶりなのは間違いないだろうな。（3年前にカスタムパラノイアさんで車検を通してもらったので、その時に異常があったら手が入っているはず。）なので、やり方の細部は綺麗さっぱり忘れてしまっている。
CB400Fの整備マニュアルと、いくつかのネットの記事を参考にして取りかかった。
まず、燃料タンクを降ろす。そしてホーン、タコメーターワイヤーなど、作業の邪魔になるものを取り外し、ポイントカバーを開けて1,4のTマークを合わせて、いざ開始。
（つづく）
